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2018年度

4月レポート

目次:
ころころ式!こどもシェフ養成講座(4月10日)
自然環境シリーズ 春の小川先生現わる!!(4月14日)
Mr.メビタ・マ~のおもしろ造形ワークショップ(4月18日)

ころころ式!こどもシェフ養成講座
~春を包もう~春色ランチのクレープは?

4月10日 10:00~1:00
参加人数:10人

今年で4年目の春色ランチ。カップ寿司、サンドイッチ、丼ぶりときて、今年はクレープ。ベーコン、ウィンナー、レタス、炒り卵を包んで作るお惣菜クレープとイチゴ、バナナ、ハチミツ、チョコレートを包んで作るデザートクレープの二つを作りました。

まず、振るった薄力粉に卵、牛乳を入れて、泡立て器で一生懸命混ぜ合わせ、綺麗なクリーム色の生地ができたら30分寝かせておきます。寝かせている間に、中に巻く食材を調理していきます。春色ランチは、ただ料理をするだけでなく、料理に物語を描(えが)いていきます。なので、子どもたちは、「この食材は斜めに切って、炒り卵は大きく作って、それから……」と物語を考えながら、調理を進めていきました。

すべての食材の調理が終わると、いよいよクレープを焼いていきます。熱したプライパンに生地を流し込み、丸くなるように生地を伸ばしていき、表面に少し火が入ったところで、ひっくり返して焼き上げます。子どもたちは、生地をひっくり返すのに、悪戦苦闘をしていましたが、誰一人破れることなく、綺麗な丸い生地ができました。
できた生地に、調理した食材を包んで物語を描いたら完成。子どもたちに物語を聞くと「カメの花見」「春の妖精」など、素敵な物語を描いていました。最後はみんなで、いただきます。そして、緑の指博士がさとうきびから作った黒砂糖を巻いたのが、おまけの3つ目クレープでした。子どもたちは、美味しそうに笑顔で食べていました。

自然環境シリーズ
春の小川先生現わる!! 今年も「奈良上谷戸」へ春を見つけにいくよ

2018年4月14日(土)10:00~2:00
参加者:10名

【歩いたルート】

【子ども達の見つけた物など】

ころころ出発!まずは子ども広場へ

広場の桜「フゲンゾウ」はきれいに咲いていました

玉川学園駅前のクスノキ

ぬぼこ山神社へお参り

神社の竹やぶに入ると、タケノコがたくさんあります

へびしんさんが住んでいたと言われるお庭を見学させていただきました

庭の中はまるで植物園!シャクナゲ・クリスマスローズ・やまぶきなど、きれいなお花がいっぱい

道ばたにも春のお花がありました 花びらのまわりが紫色の「ハナニラ」

お花は小さいけど、変わった形をしている「ヒメオドリコソウ」

タンポポは裏側の緑の部分・総苞片(そうほうへん)を見ると、在来種と外来種を見分けることができます
閉じていると在来種、開いていると外来種です

顔よりも大きな落ち葉がたくさん!その正体は「ホオノキ」
大きいものだと、葉の長さが40㎝もあります

田んぼを流れる水をさわってみると…冷たくていい気持ち!

原っぱにシートを広げてランチタイム

食べ終わった人から自由遊びです 春の小川先生も参加!

みんなが夢中で遊んでいる中、男の子たちは虫とり

ベニシジミを捕まえました!

【春の小川先生・木村さんからのコメント】
今年の春は急にやってきて、染井吉野のさくらは、すでに葉っぱでしたが、八重の里桜がきれいでした。 ぬぼこ山では顔を出したばかりのタケノコをさわり、「ヘビしんさん」がすんだというお庭の谷間には、釣り船草、シャガ、銀ラン、山吹などお花がいっぱいでした。 ウグイスのさえずる奈良北の広場ではお弁当を広げ、田んぼのアゼを歩いたり、わき水に手をいれたり、楽しい春がいっぱいでした

【指導員からのコメント】
2013年春から始まり、6回目を迎えました。今年の参加者は積極的に春を探す子が多く、子どもたちと一緒に木村さんの解説をたくさん聞くことができました。お花の名前はなかなか覚えられないのですが、桜の名前は少し自信がついてきたかな?と思います。子どもたちの様子を見ていると、突然スイッチが入ったかのように走り出します。仲間と相談したわけでもなく、誰かが虫捕りを始めると、自然と虫捕りグループができました。誰かが道に落ちていた若い竹を拾い上げ、皮を剥ぎ始めると、一斉にみんなが集まって、なぜか皮剥(は)ぎ大会が始まりました。「感じたら、考えるより先に動く」という子どもならではの真っ直ぐな感性を見たような気がしました。

Mr.メビタ・マ~のおもしろ造形ワークショップ
ダンボール秘密ハウスを作ろう

2018年4月18日(水)3:45~5:00
参加者:20名

まずはメビタマさんが基本となる壁の作り方を教えてくれます。柱と壁がしっかりしていると、丈夫なダンボールハウスができます。

5つのグループに分かれ、作業開始です。作り始めるとあっという間に組み立てが進みます。自分だけのプライベートスペースを作ったり、ちょっとした仕掛けを入れてみたり、子どもたち独自の発想で、自由に作ります。

完成したらみんなで遊びます。「他のグループはどんなおうちを作ったのかな」「ここは三角屋根にえんとつがある!」「うわあ、ここのお部屋は真っ暗だ!」いろいろな発見を楽しみながら各グループのお宅訪問をします。

【おわりに】
今年は近隣のお店の協力をいただき、おかげで大きなダンボールがたくさん集まりました。例年よりも丈夫な家ができあがり、子どもたちがとても喜んでいました。完成後は二日間の開放日を設け、イベントに参加できなかった小学生や幼児親子が繰り返し遊んでいました。