2017年度
6月レポート
目次:
・ころころセミナー2017!!(6月10日)
─子どもとまちを考える─
ころころセミナー2017
~あなたは知っていますか?本当にあった昔話を探しに!~
玉川学園の「一本橋」、南大谷の「小豆一升」ほか
2017年6月10日(土)10:00~3:00
参加者:6名
当日の流れ
10:00 ころころ集合
10:30 ころころ出発
【ポイント1】玉川学園 昔の姿
【ポイント2】埴の丘
【ポイント3】小豆一升のいわれの碑
11:45 南大谷子どもクラブ到着
13:00 南大谷子どもクラブ出発
【ポイント4】小豆一升にちなんだお地蔵さん
14:00 ころころ到着・まとめ
14:30 ふりかえりと発表
14:45 「一本橋」上演
15:00 解散
今年のセミナーは、地域に伝わる昔話や歴史を探しに、ころころから南大谷までを歩きました。
【ポイント1】
子どものころから玉川学園で育ったメビタマさんに、昔の風景や、当時の遊びなどをお話ししていただきました。写真の奥に見える森には、ウグイスの巣があるそうです。時折ウグイスの鳴き声が聞こえてきます。たぬきも住んでいます。
【ポイント2】
次に訪れたのは埴の丘。近くに住む岩崎さんがみんなを迎えてくれました。「埴の丘」の名前の由来や、この近辺で土器や貝塚が見つかったお話をしてくれました。埴の丘住宅内は、木々が茂っていて涼しく、閑静で落ち着いた雰囲気がありました。
【ポイント3】
続いてやってきた所は、南大谷にある小さな墓地。屋敷墓といいます。町田東地区委員会の一石さんと、佐藤さんに案内していただきました。そこにひっそりと建っている石碑には、「南無阿弥陀仏」と書かれています。江戸時代末期に建てられたため、かなり風化が進んでいます。この石碑は、当時小豆を盗んだ若者が処刑され、その若者の慰霊のために建てられたと言われています。これが「小豆一升」のお話です。
たくさん歩いたので、南大谷子どもクラブで休憩です。ご飯を食べた後は、南大谷の子ども達と卓球をしたり、園庭で元気よく遊びました。
【ポイント4】
ころころへの帰り道で、小豆一升にちなんだお地蔵さんにお参りをしました。みんなが無事に帰れますように…
ころころへ戻ってから、各自の感想などを発表しました。
・玉川学園の歴史を知れてよかった。
・ウグイスが住む森を見つけられてよかった。
・玉川学園で貝塚や土器が見つかったこと、湧き水や小川があったことに驚いた。
・小豆一升で処刑されてしまった人がかわいそうだと思った。
最後に、玉川学園に伝わる昔話「一本橋」のペープサートを上演しました。
みなさんも、自分の住んでいるまちの歴史やお話を探してみませんか?きっと自分のまちをもっともっと好きになると思います。
予告
ころころセミナー2018は、児童館裏の子ども広場で開催します。こんなことやりたいと希望のある人は、ころころに言いに来て下さい。待っています。