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2009年

6月レポート

目次:
・ころころセミナー2009 子どもとまちを考える  まちの宝びとをさがせ

ころころセミナー2009 子どもとまちを考える  まちの宝びとをさがせ

日時:2009.6.20(土)
参加者:27名
実行委員長:高見澤邦郎さん
コメンテーター:今井康子さん
協力:星野元典さん、雨宮正輝さん、町田警察署、町田市消防団第1分団第5部、ハナイソ、きゃろっと、肉のヨコヤマ

「子どもとまちを考える」ころころセミナーも今年(ことし)で7回目となりました。今回(こんかい)のテーマは「まちの宝(たから)びとをさがせ」。
玉川学園地域(たまがわがくえんちいき)に昔(むかし)から住んでいて、このまちのことをよーく知(し)っている人や、駐在(ちゅうざい)さんや消防団(しょうぼうだん)などこの地域(ちいき)を守(まも)ってくれている人を“まちの宝びと”として、みんなでまちが出来(でき)た頃(ころ)から現在(げんざい)までの地域についてのお話(はな)しなどを聞(き)いてみよう!というものです。
3班(ぱん)に分(わ)かれて、それぞれのコースで子(こ)どもたちが、「昔の玉川学園地域の様子(ようす)」や、「昔はどんな駅(えき)だったか」、「台風(たいふう)が来(き)た時(とき)などのまちの状態(じょうたい)」や、「皆(みな)さんの普段(ふだん)の仕事(しごと)の内容(ないよう)」などを質問(しつもん)しました。


当日(とうじつ)のプログラムは
・3コースに分かれて、まち探検(たんけん)
・ペープサート「一本橋(いっぽんばし)」
・ワークショップ
・発表(はっぴょう)


「A班 ハナイソ・玉林台駐在所(ぎょくりんだいちゅうざいしょ)コース」
A班(はん)の子どもたちは、お花屋(はなや)のハナイソさんと玉川学園駅前駐在所をまわるコースです。

○昔、このあたりの道路(どうろ)は砂利道(じゃりみち)で、線路(せんろ)の沿(ぞ)いに川(かわ)が流(なが)れていたそうです。
○台風などの大雨(おおあめ)の後(あと)は、道路中(どうろじゅう)に水(みず)があふれたようです。
○ハナイソさんは子どもの教育環境(きょういくかんきょう)を考えて、中野(なかの)から玉川学園に引(ひ)っ越(こ)して来たそうです。

ご一緒(いっしょ)してくださった星野(ほしの)さんが昔の玉川学園駅の絵(え)を描(か)いてくれました。

○屋根(やね)は三角屋根(さんかくやね)。駅の待合室(まちあいしつ)の中(なか)に暖炉(だんろ)があるので屋根から煙突(えんとつ)が出(で)ていました。
○電車(でんしゃ)は40分に1本しか来(こ)なかったそうです

子どもの頃は、この前の川でどじょうやハヤを とりました。

○玉林台駐在所の周(まわ)りは昔は杉林(すぎばやし)だったようです
○駐在さんは、勤務時間(きんむじかん)以外(いがい)の夜(よる)でも、パジャマではなくいつでも出て行(い)ける服装(ふくそう)で寝(ね)ているそうです。
○駐在さんの身(み)につけている物(もの)を見(み)せてもらいました。警棒(けいぼう)、無線機(むせんき)、ピストル、手錠(てじょう)…重(おも)さはなんと10kg(きろぐらむ)もあるそうです。

「B班 きゃろっと・消防団コース」
B班の子どもたちは、靴屋(くつや)のきゃろっとさんと消防団第1分団(だい1ぶんだん)第5部(だい5ぶ)をまわるコースです。

○きゃろっとさんは昭和(しょうわ)29年から、玉川学園でお店(みせ)を開(ひら)いています。
○そのころは商店街(しょうてんがい)には10軒(けん)ほどしかお店はなくて、その中で今でも残(のこ)っているのは5軒だけだそうです。
○昔の玉川学園は、砂利道で寒(さむ)くなると霜柱(しもばしら)などで道(みち)はべちゃべちゃ、みんな通勤(つうきん)には長靴(ながぐつ)でむかい、駅(えき)で革靴(かわぐつ)に履(は)き替(か)えたそうです。なので、昔の駅の中には「下駄箱(げたばこ)」がありました。
○昔は「チッキ」という電車での宅急便(たっきゅうびん)のような制度(せいど)もあったそうです。

ご一緒してくださった雨宮(あめみや)さんもコースの途中途中(とちゅうとちゅう)で昔のようすをお話ししてくれました

○今の駅前の大通(おおどお)りは、昔はなくて、町田(まちだ)からの道はその一本横(よこ)の道だけ。玉川学園大の前(まえ)の交差点(こうさてん)の所(ところ)で行き止(ど)まりでした。

○玉川学園の消防団は昭和28年からあります。
○消防団という組織(そしき)(町火消し(まちびけし))はなんと江戸(えど)時代(じだい)からあるそうです

○消防団の人たちは普段(ふだん)は他(ほか)の仕事(しごと)をしています。火事(かじ)になったら、その仕事の手(て)を止(と)めて、器具置き場(きぐおきば)(消防服(しょうぼうふく)や消防車(しょうぼうしゃ)があるところ)へ行ってから現場(げんば)へ駆(か)けつけます。
○消防団には商店街の人たちや大学生(だいがくせい)まで色々(いろいろ)な人がいます。

「C班 肉のヨコヤマ・玉川学園駅前駐在所(たまがわがくえんえきまえちゅうざいしょ)コース」
C班の子どもたちは肉のヨコヤマさんと玉川学園駅前駐在所をまわるコースです

○玉川学園でお店を開いたのは昭和30年。横山(よこやま)さんが30歳(さい)の時(とき)です。
○その前は経堂(きょうどう)にお店があり、小学(しょうがく)4年生だった横山さんがひとりで電車に乗って玉川学園までお肉(にく)を配達(はいたつ)していたそうです。

○昔の玉川学園の駅舎(えきしゃ)は三角屋根で、反対(はんたい)のホームへ渡(わた)るのも線路(せんろ)を越(こ)えて渡っていたそうです。
○今でも急行電車(きゅうこうでんしゃ)が通ると3階(かい)の部屋(へや)がゆれるようです。「震度(しんど)2はある(笑)」(横山さん談(だん))

○駐在所はその建物(たてもの)に家族(かぞく)と住んでいて、お巡(まわ)りさんがずっといる所。交番(こうばん)は交代(こうたい)で番(ばん)をする所。なるほど。
○駐在所や交番には牢屋(ろうや)(留置所(りゅうちしょ))がないので、容疑者(ようぎしゃ)(犯人(はんにん))は町田警察署(まちだけいさつしょ)に連行(れんこう)します。
○落(お)とし物(もの)を持ち主(ぬし)に返(かえ)せた時(とき)や、まちの人に声(こえ)をかけてもらえる時がうれしいそうです
○駐在所の木にムクドリの巣(す)がありました

児童館に戻ってから、みんなでペープサート「一本道(いっぽんみち)」を見ました。。

玉川学園に残(のこ)る、たった一つのむかしばなしです。
力持ち(ちからもち)のじろざえもんがお侍(さむらい)さんを助(たす)けて、後(のち)に、江戸(えど)へ行き、お相撲(すもう)さんになるお話しです。
ついこの間(あいだ)まで、児童館の近くの菅原神社(すがわらじんじゃ)にはじろざえもんが相撲を取(と)った土俵(どひょう)があったそうです

さて、発表(はっぴょう)にそなえてのワークショップです。

班で集(あつ)まって、みんなで相談(そうだん)します。
自分(じぶん)たちが歩(ある)いてきたコースで聞(き)いたこと、見つけたことなどのメモをまとめます。

各班の発表です

発表前に実行委員長(じっこういいんちょう)の高見澤(たかみざわ)先生(せんせい)が、スライドなどを使って玉川学園の昔の様子(ようす)を見せてくれました。

「わー、ほんとにあぁなっていたんんだね」
「星野(ほしの)さんの絵(え)と一緒(いっしょ)だ。」
と、子どもたちは自分の聞いてきた話と写真(しゃしん)が一致(いっち)するので、とても興味津々(きょうみしんしん)です。

では、いよいよ子どもたちの番(ばん)です

それぞれの班が自分たちの行ったコースで聞いたこと、玉川学園の昔の様子を発表しました。(各コースの紹介(しょうかい)で書いた文は、子どもたちの発表をまとめたものです)
みんな、立派(りっぱ)に他の班のメンバーや、同行(どうこう)してくださった大人(おとな)たちの前(まえ)で発表できました。
一緒に参加(さんか)したお父(とう)さん、お母(かあ)さんも自分の知らなかった昔の様子にびっくりしていました。

各班の発表後にはコメンテーターの今井(いまい)さんが、感想(かんそう)や、さらにくわしいお話しなどをしてくれました。
みんな、一生懸命(いっしょうけんめい)歩いて、まちの「宝びと」からしっかりと貴重(きちょう)なおはなしを聞くことができました。 将来(しょうらい)はみんながこのまちの「宝びと」になって、たくさんの人にお話をしてくださいね。