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2007年

「水みちたんけん 井戸めぐり畑めぐり」

2007年6月16日(土)午前10時20分~午後2時
参加者:子ども 23名 大人 6名 アドバイザー:3名 同行:5名 スタッフ:7名 現地ガイド:3名

「子どもとまちを考える」ころころセミナーも今年で5回目となりました。 今年は、玉川学園地域に残る井戸や畑を見て歩き、この地域の「水みち」を知り、 「まち」がどのように変わってきたかを、子どもと一緒に考えてみました。 子ども達は、まず児童館ホールで「水みち」の専門家、神谷博先生のお話を聞いてから、 アドバイザーやスタッフと共に、「みずみちコース」「井戸めぐりコース」「畑 井戸 いろいろめぐりコース」の3チームにわかれて、いざ探検に!と張り切って出かけていきました。

目次:「井戸めぐりコース」
    「畑、井戸、いろいろめぐりコース」
    「水みちコース」
    ぺープサート「一本橋」
    「発見の報告」

「井戸めぐりコース」

参加者:(小学1~3年生)11名  保護者6名
アドバイザー:高見澤邦郎氏  スタッフ3名 同行1名

快晴の下、集まった小学1,2年生中心の11名の子ども達は、元気いっぱい、好奇心もいっぱい、児童館を出発!ポイント毎にアドバイザーの高見澤先生のお話を 聞いて、ポイント近くにある葉っぱをつんだりして進んでいきます。保護者の方々も うれしそうです。

花だん道路 花だん道路

ポイント(1)

線路ぎわのあんきょ暗渠・・・昔はこのあたりは川だったので水量があり、この道の下にも水が流れているというお話しを聞いて・・・
 (以下「 」は子ども達の感想です)
  「奥に水があった」「本当に水が見えた」
  「いろんな葉っぱがはえていた」

ポイント(2)

川野氏宅の手こぎ井戸・・・川野さんが朝から準備して待っていて下さって、子ども達は全員、手こぎポンプをこがせてもらいました。
  「手こぎが重かった」「重くて大変だった」「冷たかった」
  「柿があった」(井戸の上に大きな柿の木があり実がおちていた)

ポイント(3)

花壇道路・・・昭和50年頃に、この道が一方通行になるときに、市と近隣の人たちが相談して、道の一部を花壇にしたそうです。
  「花が植えてあった」
  「たくさんはっぱを見つけた」

ポイント(4)

ぬぼこ山の井戸(ポンプ)(現地ガイド:ぬぼこ山宮司さん 井上宮子氏)
・・・ぬぼこ山神社は昭和8年に建てられたもので、井戸や竹林もそのころに作られたそうです。それまでここは雑木林だったそう。
  「竹の皮がいっぱいあった」「井戸の上にセミのぬけがらがあった」
  「井戸は神様だけに使う」
  「井戸をうめても井戸は生きている」
   (埋めるときには、中の節をおとした竹をさしておく。今はパイプだそう)
  「フナの話」
   (宮司さんが子どもの頃、井戸にふなをいたずらで入れておいて大人を驚かせたそう)
  「昔は井戸が(この辺に)26件もあったそうだ」

手こぎ井戸

ぬぼこ山神社

「畑、井戸、いろいろめぐりコース」

参加:小学3~6年生 6名
アドバイザー:加藤治男氏 スタッフ:2名 同行2名

小学3~6年生の6人の子ども達は、3コースの中で一番長くて、アップダウンのきつい健脚たちのコースを、玉川学園に子どもの頃から住む加藤さんの説明を受けながら、がんばってめぐりました。

防災井戸の標識

ポイント(1)

昔は今ある池の奥にもわき水の池があったそうです。
  「池に行く道の途中、緑の葉っぱの中に赤い葉っぱが一枚あり面白かった」

ポイント(2)

ぬぼこ山神社・・・宮司さんからのお話しをよく聞いていました。
  「昔はつるべおとしの井戸で、水面に顔が写ったそうです」
  「竹の子の皮をひろった」

ポイント(3)

花壇道路・・・花壇道路のいわれなどを聞きながら歩いた。
  「花壇の中にいろいろな種類の草花があった」
  「たくさん葉っぱや花をひろった」

ポイント(4)

吉田氏宅のポンプ井戸。
  「茶色をした井戸水を見た」
  「井戸の防災用水の標識に、赤いマークがあった」
  「赤いマークのは飲めないが、非常時に使用するものだという」

ポイント(5)

まむし道・・・「腹筋をしているシャクトリ虫を観察した」

ポイント(6)

畑・・・「キイチゴをつんだり、いろいろな葉っぱをひろった」
    「“町田市基準点“の標識を見つけた」

ポイント(7)

川手氏宅の手こぎ井戸・・・全員で手こぎポンプを使って水を出した。
                「水を出すためには呼び水が必要なことを知った」
                「水が冷たかった」

ポイント(8)

川野氏宅の手こぎ井戸・・・外から井戸を見て、赤いマークを確認した。

ポイント(9)

暗渠・・・コンクリートでふさがれた下に、水みちがあることを知った。

手こぎ井戸

暗渠(あんきょ)

「水みちコース」

参加者: 6名
アドバイザー:神谷 博  スタッフ:2名  同行:2名

「水みちコース」は、3コースの中で唯一、水源や水の通り道を目で見ることのできるコースです。水みちの専門家、神谷先生のお話しに、子ども達は興味津々、目をキラキラさせて進みます。
「いつも通る道なのに、こんなのあるの知らなかった」という感想が、まず聞かれました。

湧き水はどこだ

ポイント(1)

4丁目の「水源」を坂の上から見る・・・以前あった竹やぶが伐採されていた。

ポイント(2)

「水源」観察・・鉄分の多い水のせいで付近の土は赤くなっている。

ポイント(3)

4丁目の五叉路 (現地案内人・松本有美子氏のお話し)
  ・昔はここにも湧き水があった。水は鉄分を含まない。
  ・今も見えないところで湧いて側溝を流れている。
神谷先生 『湧き水は止められない』

ポイント(4)

畑・・・畑の横に地層が見え、水の通った穴もあった。

ポイント(5)

用水路の途中 ・・・カルガモを見つけて
  「あれがカルガモかあ」「テレビでは見てたけど・・・」
  「子どもがいないからお父さんかな」
  「水って、ずっと続いているんだね」
神谷先生から、湧き水が集まってみずみちになるというお話しがあり、木の葉から水分が蒸発するという話を聞いて、「木のそばが涼しいって そういうことだったのか」

ポイント(6)

「細田氏宅の井戸」・・・ ここは、3コースの中で唯一つ、青い標識のある、飲める水の出る井戸です。冷たくて美味しい井戸水をいただきました。暑い一日だったので、子ども達は思わずみんな2杯ずつ飲んでしまいました。「井戸水って、のどにやさしいね」

ポイント(7)

「玉川大学の池」・・今日のみずみちの終点
神谷先生 『ここからまた新たなみずみちが生まれ、恩田川から鶴見川、そして相模湾へと続いていくんだよ』 
帰り道に子ども達、「なんだか今日は得しちゃったな」という感想でした。

井戸水おいしい

湧き水

ぺープサート「一本橋」

探検から戻った子ども達は、児童館ホールで昼食タイムです。
その後、職員による、玉川学園に古くから伝わるというお話し「一本橋」のペープサートを鑑賞しました。昔大きな川があったということや、力持ちのお相撲さんのお話しの世界に子ども達は引き込まれていました。

「発見の報告」

午後はまず、報告のための「作業」です。
各チームごとに、児童館ホールで大きな地図を囲み、アドバイザーやスタッフと共に、摘んできた葉っぱを貼ったり、印象に残ったことを文字で記入していきます。
1年~6年まで、どの子も真剣な表情で一生懸命、それぞれ個性ある地図が完成しました。

「報告」  ・・・さあ、各チームごとに、前に出て発表です。
みんなで書き込みをした地図を見ながら、説明し発表していきます。
地図の隣には、ポイント毎に撮ってきた写真をプロジェクターで映写していきました。
玉川学園は、昔はどの家にも井戸があり、あちこちで湧き水がわくような、水の流れが豊かな地域だったんですね。

どのチームの子どもたちも、いつも通る道にいっぱい新しい発見をしました。
今度からは「水みち」や湧き水、井戸、畑などを意識しながら歩くことでしょう。