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2005年度

特別企画 「子ども短歌の会」

6月8日(水)午後3時30分より 児童館工作室にて
指導:日本歌人クラブ 御供平佶 浜口美知子

 参加者は小学校の低学年~中学年中心、初めての「短歌」を作りました。
 初めに、他地域でも小学生に短歌の授業をなさっているという御供先生から、「うた」は、ひとに伝えたいことをじかにそのまま言うのでなく、状況や気持ち をことばで表現して伝えるものという説明がありました。 まず、自分の思っていることをことばにして、5,7,5,7,7の三十一文字に当てはめていきました。御供先生、浜口先生の優しい指導のもと、字余り、字 足らずなども気にせず思い思いに作っていきます。 1枚の紙に鉛筆で、お祭りの楽しみ、お母さんへのことば、兄弟のこと等々、みんなそれぞれ、自然に出てくることばを書いていくうちに、いつのまにか「う た」ができていきました。
 大人の感覚で言うと、短歌は、とても高度でアカデミックな取り組みなので、もし一首もできなくても構わない、その日本文化の趣きだけでも感じ取る機会に なればー、という事で始めた取り組みでしたが、子どもはやはり天才なのでしょう!どの子も悩みながらも一生懸命に頑張って、すばらしいうたを作って、先生 を驚かせていました。次々に何首も作る子もいたくらいです。
 そのできばえの良さに、後日、 国民文化祭2005(福井)の短歌大会(11月) に応募したらというお話しが舞い込みました。 子ども達もそれは大喜びで、応募することになりました。 こういう経験は、子ども達にとってすばらしい励みにもなります。これを1回きりにしてはもったいないと、第2回の「子ども短歌の会」の日時が決定しまし た。